第32回鮭川歌舞伎定期公演
更新日 : 2018年06月13日
6月10日に鮭川歌舞伎定期公演が開催されました。
今年は約500人の来場者を迎え、例年以上の盛り上がりを見せていました。
今回の注目は21年ぶりの上演となった『傾城阿波の鳴門∼巡礼歌の場∼』です。
第一幕『寿式三番叟』
二人の役者の息の合った舞踊です。
第二幕『假名手本忠臣蔵三段目∼殿中松の間刃傷の場・道行旅路の花婿∼』
全演目中で最長の1時間半にわたる役者の演技に観客席からの笑い声や大きな拍手が会場を包みました。
第三幕『白浪五人男』
子ども歌舞伎倶楽部の小学生の個性豊かで堂々とした演技でした。
第四幕『舞踊三題』
鮭川村文化団体連合会有志による見ごたえのある舞踊が披露されました。
第五幕『假名手本忠臣蔵五段目∼山崎街道・二つ玉の場∼』
雨音の中、四人の役者の静かで迫力ある演技が魅力的でした。
第六幕『傾城阿波の鳴門∼巡礼歌の場∼』
21年ぶりの上演となった演目。母と子の再会と別れの演技に観客の涙を誘っていました。
ロビーでは歌舞伎弁当や歌舞伎グッズ、お土産品の販売が行われました。
鮭川歌舞伎定期公演は毎年6月の第2日曜日に上演します。
来年の公演にもぜひおこし下さい。