庭月観音
庭月観音は鮭川の河畔にある天台宗の寺院で、正式には庭月山月蔵院と呼ばれています。
その開基は、鮭延城主佐々木秀綱公が城内に円仁(比叡山第二祖慈覚大師)作といわれている聖観音像を安置したことにはじまり、庭月氏の進言で鮭川沿いにお堂が建立され、観音像もそこに鎮座しました。その後戦乱が続き、一時期荒廃したものの、寛文十一年(1671)に新庄藩主戸沢氏が寄付を募り、現在の場所に遷移・再建されたと言われています。
現在では、山形県東部にある三十三箇所の観音菩薩を参拝する、最上三十三観音巡りの打ち止めのお寺として、毎年多くの参拝者が訪れます。
また、庭月観音にある本尊観世音菩薩立像・如来形座像・阿弥陀堂の千体仏・庭月観音堂遺跡の四つが村の文化財にも指定されており、大切な文化遺産として守り継がれています。
灯篭流しの規模は東日本随一!!
ホームページ http://niwatukikannon.com/gaidomappudl.html
庭月観音HPで各種案内マップをダウンロードできます
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